4月の石巻

 福島市で育児サロンがスタートした翌日に、石巻と女川をMさんという方に案内して
頂きました。(写真は、4/8時点のものです。)Mさんは、元小学校の校長先生で、
震災の前の年まで最後の赴任先として務めていらしたのが、「湊第二小学校」だったそうです。

その校舎は、あの日を少し過ぎた時刻で止まっています。壁には、生徒や卒業生が想いを込めた
絵が描かれていました。






校庭や校舎の中は、津波のすさまじい爪痕が、1年を過ぎた今でも生々しく残っています。






街の瓦礫は撤去されていますが、倒れた大きなタンクも、廃墟となった学校も、手つかずのままです。




日和山からの風景は、津波がいかに広範囲に街をなぎ倒していったかが分かります。中州には、
沢山の造船所があったそうです。


右手に撤去した瓦礫の山が見えます。


まだ春は訪れていませんでしたが、目の前の野ざらしの土地とは対照的に、空は晴れ、
海は穏やかでした。


被災地の風景は、震災後何度も見てきましたが、1年が過ぎて、復興している部分も沢山あると
思いますが、改めて何も変わっていない光景を目の当たりにすると、(自分自身も含めて)
人の力の小ささを思い知らされました。
それでも、人々は何とかして日常を取り戻そうとしています。
湊第二小学校の花壇には、花が植えられていました。


花で「ミナト二小」とかかれています。この日も肌寒く、石巻に本格的な春が訪れるのは、
もう少し先になりそうですが、花壇のお花が一足早く春を感じさせてくれました。
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